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道後温泉を起点に自転車で回る ― レンタサイクルの借り場所と料金、電車・船への持ち込み
道後温泉の周辺で自転車を借りられる事業者と料金、伊予鉄道のサイクルトレイン、興居島・鹿島へ自転車を持ち込むときの可否と運賃を、松山市と各事業者の一次情報からまとめました。
道後温泉の周辺で自転車を借りられる場所
松山市は「観光レンタサイクル等情報」として、市内でレンタサイクルを行う事業者の一覧を公開している(2026年4月23日更新)。かつての「まつやま観光レンタサイクル」事業は終了しており、現在は民間の事業者が個別に貸し出す形になっている。
一覧に載る6事業者のうち、道後温泉エリアから徒歩や短い移動で行けるのは次の2つである。
| 事業者 | 所在 | 貸出時間 | 料金 | |---|---|---|---| | 四国ツアーズ サイクリングベース | 松山市祝谷町1-1-10(道後温泉駅から徒歩10分・道後館、八千代の向かい) | 原則 9:00〜18:00・不定休 | E-BIKE(Specialized社製)4,400円/4時間・8,800円/日/ミニバイク(Brompton社製)2,200円/4時間・4,400円/日 | | ジャイアントストア松山 | 松山市道後北代5-1(伊予鉄 上一万駅・道後北代バス停留所) | 平日10:00〜18:00/土日祝9:00〜18:00・毎週火曜定休 | クロスバイク2,970円〜/ロードバイク3,465円〜/E-BIKE 6,930円〜 |
市の中心部まで足を延ばすなら、大街道の「サイクルステーション モンキーズ」(一番町2丁目5-13・年中無休(元旦を除く)・7時〜24時・普通自転車500円/日)と、ANAクラウンプラザホテル松山1階の「杉山輪業」(一番町3丁目2-1・電動アシスト5時間2,200円/1日4,400円ほか)がある。道後エリアの2店はスポーツタイプが中心で、普通のシティサイクルを安く借りたい場合は市中心部の店の方が選択肢がある。
このほか、松山市はシェアサイクル(HELLO CYCLING)の事業者と協定を結んでおり、JR松山駅駐輪場・大街道駐輪場・道後温泉駅周辺・松山城駐車場などにステーションが置かれている。
電車に自転車を載せる ― 伊予鉄道のサイクルトレイン
伊予鉄道は郊外電車で「サイクルトレイン」を運行しており、自転車を折りたたまずにそのまま載せられる。
- 実施日: 土曜日・日曜日・祝日(イベント等で混雑が予想される日は終日利用不可。土曜夜市や花火大会の日は使えない)
- 料金: サイクルトレイン利用券 1回500円(みきゃんアプリでの購入は300円・大人小児同額)。別途、乗車区間の運賃が必要
- 対象: 郊外電車の始発から最終までの全便
- 持込制限: 1列車につき先着10台まで。予約は受け付けていない
- 自転車のサイズ: 一人1台。長さ180センチ/幅45センチ(ハンドル幅を除く)を超えるものと、原動機付自転車は持ち込めない
- 買える場所: 郊外線各駅の自動券売機、車内(車掌)、みきゃんアプリ
道後温泉から高浜方面へ向かう場合、道後温泉駅は市内電車(路面電車)の駅であり、サイクルトレインの対象は郊外電車である。松山市駅で郊外電車の高浜線に乗り換えることになる。
船に自転車を載せる ― 島へ渡るときの可否
松山の沖に浮かぶ島へ自転車を持って行けるかどうかは、航路によって扱いが分かれる。
興居島(高浜港発)― 載せられる
株式会社ごごしまが高浜港と興居島(由良港・泊港)を結ぶフェリーを1日14便運航している。旅客の片道運賃は大人300円・小人150円で、自転車は片道160円、125cc以下の単車は310円で載せられる。所要は由良航路が約13分、泊航路が約10分。
自転車を持って行かずに、島で借りることもできる。由良港には電動アシスト(1,500円・復路のフェリー代込み)、GIANTのクロスバイク(1,000円)、TOKYO BIKE(1,000円)、普通自転車(800円)、ジュニア・キッズ用(各500円)、タンデム(2,000円)が置かれている。泊港は普通自転車のみ。借りた港と返す港が違う場合は返却手数料が1台200円かかる。
中島(三津浜港・高浜港・松山観光港発)― 島で借りられる
中島汽船が忽那諸島の各港へ航路を持つ。中島の大浦港までは片道フェリー700円・高速船910円(大人)。高速船は高浜港の発着のみで、三津浜港からは運航していない。 松山側で車を載せられるのは三津浜港だけである。
大浦港の下船後すぐのターミナルで中島汽船がレンタサイクルを扱っており、普通自転車200円/日・クロス500円/日と、松山市内より安い。年中無休で8時から18時まで。
北条鹿島(北条発)― そのままでは載せられない
松山市が運航する鹿島公園渡船は、自転車をそのまま持ち込むことができない。輪行袋に入れた状態であれば手荷物として持ち込める。渡船の往復運賃は大人230円・小児120円・65歳以上120円。
なお鹿島は島内に車が入れず、移動はすべて徒歩になる。荷物の運搬用に、北条側の渡船待合所でリヤカーを無料で貸し出している。
自転車で走るときの前提
自転車は道路交通法上の軽車両で、車道の左側を走るのが原則である。令和5年4月1日の改正道路交通法により、すべての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務が課されている。松山市もヘルメットの着用を呼びかけている。
料金・時刻・貸出車種はいずれも改定されることがある。ここに挙げた数字は2026年8月7日時点で各一次情報に掲載されていたものなので、利用の前に各事業者の案内で確かめてほしい。
この記事に登場するスポット
出典・参考資料
- 松山市 観光レンタサイクル ↗
- 松山市 シェアサイクル事業 ↗
- 伊予鉄 サイクルトレインの運行について ↗
- 株式会社ごごしま 時刻表・運賃表 ↗
- 株式会社ごごしま レンタサイクル ↗
- 中島汽船 船の運賃表 ↗
- 松山市 鹿島公園渡船・周遊船・駐車場(料金) ↗
最終確認: 2026年8月