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ALL SHIKOKU Rail Pass利用時の道後温泉エリア訪問手順と注意点

ALL SHIKOKU Rail Passを利用して移動する際、JR松山駅から道後温泉エリアまでの乗り継ぎ手順や、路面電車でのパス適用範囲の注意点、短時間の立ち寄り動線の一例を解説します。

ALL SHIKOKU Rail Passの対象者と基本条件

「ALL SHIKOKU Rail Pass(オールシコク・レールパス)」は、四国地方の鉄道網を中心に利用できる訪日外国人旅行者向けの周遊パケット乗車券です。利用対象者は、日本国以外の政府が発行したパスポートを所持し、「短期滞在(Temporary Visitor)」の在留資格で日本に滞留する人条件に限定されています。

パスの対象路線には、JR四国全線および土佐くろしお鉄道全線の特急・快速・普通列車の普通車自由席、阿佐海岸鉄道、高松琴平電気鉄道(ことでん)全線、とさでん交通全線、小豆島フェリー(高松〜土庄間)、小豆島オリーブバスが含まれています。なお、パスの価格設定や有効日数といった仕様については時期によって改定される可能性があるため、利用を検討する際は必ずJR四国の公式インバウンドサイト等で最新情報を確認してください。

【重要】伊予鉄道(路面電車・郊外電車)におけるパスの適用除外

この周遊パスを利用して愛媛県を旅行する際、最も注意しなければならない規則上の点が存在します。公式利用規約において「The ALL SHIKOKU Rail Pass cannot be used on Iyo Railway.」と明確に規定されている点です。

つまり、松山市内を走る伊予鉄道の路線(市内電車・路面電車および郊外電車)は、ALL SHIKOKU Rail Passの利用対象から除外されています。香川県の高松琴平電気鉄道(ことでん)や高知県のとさでん交通ではパスを提示して路面電車や電車に乗車できますが、松山市内の伊予鉄道ではパスを使用することができません。

そのため、JR松山駅に到着した後に道後温泉エリアを目指して伊予鉄の市内電車に乗車する場合、パスとは別に運賃の支払いが必要になります。

JR松山駅から道後温泉駅への移動と支払い方法

JR松山駅から道後温泉駅へ移動する場合、JRの駅から外に出て、駅前にある伊予鉄の市内電車(路面電車)乗り場へ向かいます。JR松山駅から道後温泉駅前までの移動時間は市内電車で約25分です。

別途支払う運賃の決済方法としては、現金のほか、全国交通系ICカード(ICOCA、Suica、PASMO、モバイルICカード等)や「みきゃんアプリ」が利用できます。乗車時または降車時に車内の端末にタッチすることで支払います。過去に使われていた「ICい〜カード」は2025年9月30日に全サービスが終了しており利用できません。

乗継時間を活用した短時間散策の一例

四国周遊の途中でJR松山駅での列車乗り継ぎ時間が生じた際、道後温泉駅前まで往復して短時間散策を行うことが可能です。例えば、往復の路面電車移動(約50分)に現地での滞在時間を組み合わせた動線が一例となります。

道後温泉駅前に到着すると、駅前広場にある「放生園」に立ち寄ることができます。放生園には足湯(利用可能時間8:00〜22:00、利用無料)や「坊っちゃんカラクリ時計」が設置されています。足湯を利用する場合は、脚を拭くためのタオルを自分で用意しておくか、近隣の店舗で購入します。また、駅前から伸びる「道後ハイカラ通り(道後商店街)」を歩いて道後温泉本館の外観を鑑賞する散策ルートも選択できます。

到着後の手荷物扱いや立ち寄り時の確認事項

立ち寄り散策を終えて次の特急列車等に乗り遅れないよう、JR松山駅へ戻る市内電車の時刻と乗車所要時間には十分な余裕を持たせます。

もし短時間の滞在の中で道後温泉の公衆浴場に入浴する場合は、各館の利用条件を確認しておく必要があります。道後温泉本館の場合、神の湯階下(大人700円・6:00〜23:00・札止22:30・利用時間60分以内)には貸しタオルが含まれておらず、自分で用意するか購入する必要があります(石けんは備え付けあり)。二階席や三階個室などのコースによって利用時間制限(60分〜90分)や貸しタオルの有無が異なるため、最新の利用案内を確認のうえ行動してください。

※ 各施設の営業時間・料金・運行ダイヤは変わる場合があります。最新の情報は各スポットの詳細ページと公式情報をご確認ください。

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出典・参考資料

最終確認: 2026年8月