読み物・実用

道後温泉の三つの外湯を巡る移動距離と休憩方法の一例

道後の三つの外湯(道後温泉本館・飛鳥乃湯泉・椿の湯)は、3館周湯チケット(大人1,440円、販売日と翌日の2日間有効)で1回ずつ入れます。利用時間は本館60分、飛鳥乃湯泉90分、椿の湯1時間以内です。館の位置関係、湯あたりを防ぐ入浴時間と休憩の目安、合間に使える足湯をまとめました。

先に結論:三館を回る順番の一例と、かかる時間・チケット

  • 回る順番の一例: 道後温泉本館(神の湯階下)→ 椿の湯 → 飛鳥乃湯泉(1階浴室)。椿の湯と飛鳥乃湯泉は中庭でつながっているので、続けて回るなら間に休憩を挟みます。
  • かかる時間: 利用時間の上限は、本館の神の湯階下が60分、椿の湯が1時間以内、飛鳥乃湯泉の1階浴室が90分です。3館とも上限まで使うと、入浴だけで3時間半になります。
  • チケット: 3館周湯チケットは大人1,440円・小人680円で、販売日とその翌日の2日間有効です。1日で回らず、2日に分けても使えます。

3館周湯チケット

項目内容
料金大人(12歳以上)1,440円、小人680円
有効期限販売日とその翌日の2日間
使える浴室道後温泉本館の神の湯階下、椿の湯、飛鳥乃湯泉の1階浴室(各1回)
売り場道後温泉本館・椿の湯・飛鳥乃湯泉の各チケット売場
使うとき各館のチケット売場で見せ、日付を確かめてもらう

3館の通常料金を足すと、大人は本館の神の湯階下700円、椿の湯500円、飛鳥乃湯泉の1階浴室610円で、合計1,810円です。周湯チケットは、これより370円安くなります。差額を払っても、ほかのコース(本館の二階席など)には替えられません。

三つの外湯の位置関係と移動距離

区間公式の案内にある位置関係
道後温泉駅 → 道後温泉本館徒歩約3分
道後温泉本館 → 椿の湯椿の湯は本館の近くにある「姉妹湯」で、道後商店街の中央付近にある
椿の湯 ↔ 飛鳥乃湯泉住所はどちらも道後湯之町19-22で、二つの建物の間に中庭(回廊)がある

館と館の間の距離(m)や徒歩分は、道後温泉の公式サイト・公式エリアガイド・松山市の頁に載っていません(2026年10月23日時点)。どの区間も道後温泉駅から本館までの範囲に収まり、道後ハイカラ通り(道後商店街)のアーケードを通って歩けます。

各外湯の滞在時間制限と回る順の考え方

外湯周湯チケットで入る浴室利用時間営業時間札止
道後温泉本館神の湯階下60分6:00〜23:0022:30
椿の湯浴室1時間以内6:30〜23:0022:30
飛鳥乃湯泉1階浴室90分6:00〜23:0022:30

札止は、入浴券を売る最終の時刻です。夜に回るときは、最後の館に22:30より前に着く必要があります。本館の二階席・霊の湯の部屋、飛鳥乃湯泉の2階は営業が22時まで、札止は21時(飛鳥乃湯泉の特別浴室は20:30)で、周湯チケットでは入れません。

本館の神の湯階下と飛鳥乃湯泉の1階浴室には、シャンプー・リンス(コンディショナー)・ボディソープ・ドライヤーがあります。椿の湯には備え付けがなく、売店でシャンプーとコンディショナー(各50円)を買い、タオル(110円)を借ります。ドライヤーは3分10円です。

水分補給と休憩を入れた回り方の一例

2日間有効のチケットなので、次のように分けられます。

日回り方
1日目の夕方本館の神の湯階下(60分)。上がったら水分をとり、ハイカラ通りを歩くか、足湯で休む
1日目の夜椿の湯(1時間以内)。札止22:30より前に入る
2日目の朝飛鳥乃湯泉の1階浴室(90分)。6:00から入れる

1日で3館を回るなら、館と館の間に休憩を入れます。

湯あたりを防ぐ

環境省が温泉の掲示の基準として示した目安(平成26年7月1日の通知)では、次のようにしています。

  • 入浴の前と後に、コップ一杯ほどの水を飲む。
  • 1回の入浴は、初めは3〜10分ほど。慣れてきたら15〜20分ほどまで延ばしてよい。
  • 入浴の後は、体を冷やさないようにして、30分ほど安静にする。
  • 食事の直前と直後、お酒を飲んだ後の入浴は避ける。
  • めまいがしたり気分が悪くなったりしたら、頭を低くしてゆっくり湯船から出て、横になって回復を待つ。

この値は、湯治(数日続けて入る温泉療養)も含めた一般的な目安です。道後温泉の入浴マナーの案内も、体調不良を防ぐために入浴後は水分をとるよう呼びかけています。

外湯の合間に利用できる無料足湯やベンチなどの休憩場所

場所位置足湯の時間
放生園道後温泉駅前、坊っちゃんカラクリ時計の隣6:00〜23:00
空の散歩道本館の南側、冠山の上(道後温泉駅から徒歩10分)6:00〜21:00

どちらも無料で、タオルは各自で持っていきます。放生園には、ストッキングなどを脱げる身繕所(無料)があります。空の散歩道には、東屋とベンチ、着替えに使える更衣ブースがあります。放生園の足湯の時間は松山市と道後温泉公式サイトの値で、道後温泉公式エリアガイドの「手湯・足湯」の頁は8:00〜22:00としています。

飛鳥乃湯泉の建物前には、椿を植えた中庭があります。本館の二階席・霊の湯と飛鳥乃湯泉の2階のコースには休憩室があり、お茶とお茶菓子が出ますが、周湯チケットの対象外で、料金は別にかかります。

外湯の周辺で利用できる公衆トイレの位置と利用時間

道後温泉駅前の道後観光案内所(道後温泉観光会館)には、障害のある人や女性に配慮したトイレがあります。開館時間は8:30〜17:00です。

三館それぞれの過ごし方を分ける

本館は明治27年改築の木造三層楼で、国の重要文化財です。飛鳥乃湯泉の1階浴室には、砥部焼の陶板壁画があります。

一館だけ入る場合の比べ方

三館を巡らず一館だけ入る場合の料金・休憩・持ち物の比較は、道後の三つの外湯と泉質の「条件で選ぶ、三つの外湯」の表にまとめています。持ち物の詳細は道後外湯めぐりの持ち物チェックリストをご覧ください。


出典:

最終確認日: 2026年10月23日

この記事に登場するスポット

困ったときは観光案内所へ

道に迷ったとき、予定が変わったとき、パンフレットが欲しいときは、近くの観光案内所で聞けます。松山市内の観光案内所は(公財)松山観光コンベンション協会が運営していて、松山市は外国語にも対応していると案内しています。外国語のパンフレットも置いています。

道後観光案内所

場所
市内電車の道後温泉駅を降りてすぐ、商店街の入口の右手
住所
松山市道後湯之町6-8
営業時間
8:30〜17:00
休み
年中無休
電話
089-921-3708
  • 道後だけでなく、広い範囲のパンフレットを置いています。
  • 松山市は、道後の外湯のロッカーは入浴中だけ使えるので、近くを観光するあいだは道後温泉駅前のバス停や観光案内所のコインロッカーを使うよう案内しています。

JR松山駅松山市観光案内所

場所
JR松山駅の構内。ホームに向かって右手側、待合室の一角
住所
松山市南江戸1丁目14-3
営業時間
8:30〜20:30
休み
年中無休
電話
089-995-8050

松山観光港ターミナル観光案内所

場所
松山観光港のターミナル(高浜町)。松山市の観光サイトは、船で着いたときに便利な案内所として紹介しています
住所
松山市高浜町5丁目2259-1
営業時間
8:30〜17:00
休み
年中無休
電話
089-951-2411

出典・参考資料

最終確認: 2026年10月