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道後温泉および松山市内観光における公共交通機関と徒歩での移動の考え方

道後温泉エリアや松山市内中心部を巡る際、公共交通機関(市内電車やバス)と徒歩で観光が可能であるか、レンタカーが必要となる旅程の条件について整理した解説です。

道後温泉および松山市内における公共交通機関の利便性

愛媛県松山市の道後温泉エリアおよび市内中心部を周遊する際、移動手段として路面電車(市内電車)や路線バスが整備されています。旅行計画を立てるにあたり、レンタカーを借りるべきか公共交通機関を利用すべきかは、訪問する目的地の範囲によって異なります。

伊予鉄道が運行する市内電車は、道後温泉駅を拠点として、JR松山駅前、松山市駅、大街道(松山城へのアクセス拠点)といった主要な交通拠点や観光エリアを相互に結んでいます。そのため、道後温泉エリアと松山市内中心部を中心とした観光であれば、自家用車やレンタカーがなくても交通網が機能しています。

道後温泉エリア圏内の徒歩および路面電車での移動

道後温泉エリア内部に焦点を当てると、道後温泉駅を中心に半径数百メートルの範囲に主要な施設が密集しています。公衆浴場である道後温泉本館、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉、椿の湯の3館をはじめ、商店街(道後ハイカラ通り)、放生園、道後公園(湯築城跡)、伊佐爾波神社などは、すべて駅から徒歩でアクセスできる位置関係にあります。

道後温泉の温泉街内部は歴史ある街並みが残っており、一部の道路は道幅が狭く、観光客などの歩行者が多く行き交います。エリア内の散策においては、車両に乗車して移動するよりも、徒歩で周回する動線が一般的です。

公共交通機関のみで完結しやすい旅程の一例

旅行の目的地が松山市内に留まる場合、公共交通機関と徒歩を組み合わせた旅程で滞在を完結させることが可能です。一例として、松山空港から到着した後は直行のリムジンバスを利用して道後温泉駅前まで移動します(所要時間約40分、大人運賃は現金1,200円、キャッシュレス1,180円)。

到着後は道後温泉エリアを徒歩で巡り、松山城へ向かう際は道後温泉駅から市内電車に乗車して大街道電停で下車する動線が利用できます。主要なスポット間を繋ぐ電車やバスが定期的に運行されているため、都市部や温泉街の散策においては移動の利便性が確保されています。

レンタカーや自家用車の利用を検討する場合と注意点

一方で、松山市内だけでなく、愛媛県内の遠方エリア(しまなみ海道周辺や南予地域など)や公共交通機関の運行頻度が少ない郊外へ脚を延ばす旅程を計画している場合は、レンタカーの利用が選択肢に入ります。

ただし、レンタカーで道後温泉エリアにアクセスする場合は注意すべき点があります。温泉街の中心部は狭い路地が多く、車輌の進入や通行に注意を要する箇所が存在します。また、道後温泉本館には専用駐車場が用意されていません。車で訪れる際は、道後温泉駐車場や冠山駐車場、周辺の有料駐車場、または宿泊施設が提供する駐車スペースへ車両を停め、そこから徒歩で行動する方式をとることになります。

自転車や50cc未満の原動機付自転車でエリア内を移動する場合は、飛鳥乃湯泉の建設地南側に「道後温泉地区まち駐輪場」(松山市道後湯之町甲1461番1、営業時間は6:00〜23:30、年中無休、サイクルラック約75台設置)が用意されており、駐輪が可能です。

市内電車・バスの乗り方とキャッシュレス決済対応

市内電車や路線バスを利用する際、運賃の支払いには現金に加えて各種キャッシュレス決済が利用できます。ICOCA、Suica、PASMOなどの全国交通系ICカードや、モバイルICカード、みきゃんアプリに対応しています。

乗車時または降車時に車内の読み取り装置にカードや端末をタッチして決済を行います。なお、「ICい〜カード」は2025年9月30日をもってすべてのサービスが終了しているため使用できません。また、最新の運行ダイヤや運賃の詳細については、移動前に各運行事業者の公式サイトで確認してください。

※ 各施設の営業時間・料金・運行ダイヤは変わる場合があります。最新の情報は各スポットの詳細ページと公式情報をご確認ください。

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出典・参考資料

最終確認: 2026年8月