湯釜薬師

湯釜薬師

道後公園にある石造りの湯釜。かつて道後温泉の湯口に使われた円筒形の石造物で、愛媛県指定有形文化財。

湯釜薬師(ゆがまやくし)は、道後公園(湯築城跡)の敷地内、松山市立子規記念博物館の側にある石造りの湯釜です。

湯釜とは

湯釜は、温泉の湯口(湯の湧き出し口)に据えられた石造の器です。この湯釜は円筒形で、道後温泉公式エリアガイドによれば直径166.7センチメートル、高さ157.6センチメートルの大きさがあります。かつては道後温泉の湯口として実際に使われていました。

由来

作られたのは天平勝宝年間(749〜757年)と伝えられます。のちの正応元年(1288年)、時宗の開祖である一遍上人の書によって「南無阿弥陀仏」の六字名号が彫られました。一遍は伊予国(現在の愛媛県)の生まれで、道後にゆかりの深い僧です。

文化財としての価値

道後温泉公式エリアガイドは、この湯釜を全国でも最古のものと紹介しており、愛媛県指定有形文化財となっています。長い年月にわたって道後の湯を受けてきた石造物が、現在は屋外の史跡として保存・公開されています。

見学

道後公園内にあり、公園は入園無料です。伊予鉄道の道後温泉駅から徒歩約5分、道後公園駅からはより近い位置にあります。同じ道後公園内には湯築城資料館や復元された武家屋敷、土塁展示室などもあります。

出典: 道後温泉公式エリアガイド https://www.dogo.or.jp/experience/yugama-yakushi/ 最終確認日: 2026年8月6日

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